星屑のこころ

西洋占星術ブログ。占い勉強ログ/星の動き/アートや日常のお話

2022年獅子座新月。「自分の”本心”と正直に対話をする」

皆さんこんにちは。西洋占星術を勉強中のエレノアです。

今回は7月29日に起きる獅子座新月について、占ってみたいと思います!

獅子座新月 概要

今回は獅子座で新月が起こります。
日付は2022年7月29日、時刻は2時56分。
こちらは東京のチャートです。

獅子座新月図 東京

エレメントの傾向

火 4牡羊座木星/獅子座の太陽・月・水星)

土 3山羊座冥王星/牡牛座の火星・天王星

風 1水瓶座土星

水 2(蟹座の金星/魚座海王星

アセンダント 水(蟹座)

MC 水(魚座

 

モダリティの傾向

活動宮 3(牡羊座木星山羊座冥王星/蟹座の金星)

不動宮 6(獅子座の太陽・月・水星/牡牛座の火星・天王星水瓶座土星

柔軟宮 1(魚座海王星

アセンダントとMCは活動宮・柔軟宮

 

逆行中の天体

水瓶座土星

魚座海王星

山羊座冥王星

新月のテーマ「自分の”本心”と正直に対話をする」

まず、天体の分布から見ていきます。

今回は、東半球に8天体が集中。西半球には2天体のみです。パーソナルハウスには4つ天体が入っていることも加味すると、「自分軸」に焦点が当たる新月になりそうです。

パッと見たときに視線がいくのは、チャートの左上かなと。キロンやノードも入れると、トランスパーソナルハウスのエネルギーも強そうなので、普遍的な価値観や広い視野を持って考えることなどにも、意識が向かいそうな雰囲気です。

とはいえ、新月は2ハウスで起きるうえに、サインも獅子座という個人的な自我が強い象意ですから、やはり「自分」という存在に対する問いかけは行われそう。

自分の資質や才能×キャリアがテーマになるかも

今回は、2ハウスで起きる新月となります。

まず気になったアスペクトは、太陽・月と冥王星(逆行中)のオポジション

個人の才能や資質の使い方や稼ぎ方に対して、冥王星(逆行中)による圧力やプレッシャーを感じる期間になるかもしれません。

冥王星(逆行中)は7ハウスにいるため、周囲の人やビジネスパートナーとのバランス、公的な関係性などの中で「どうやって自分の資質や才能を発揮し、貢献し、稼ぐ糧にしていくか?」に焦点が当たる可能性もあります。オポジションなので、そこに対して極端なプレッシャーや強迫的なものを感じやすくなるかも。

サインが獅子座である点も考慮すると、人によっては、「自己表現」「創造性」が潰されるような感覚も覚えることもあり得るかなと。

冥王星(逆行中)が滞在中の山羊座は、大きな組織や企業、実利、集団などを表すサインです。このため、組織で課せられている役割と個人的にやりたいことの間で、非常に揺れ動くようなイメージも浮かびます。

例えばですが、下記のようなテーマと向き合う人もいそうです。

・本当にこの先、この仕事でお金を稼いでいけるのか? いつまでも続けられるのか? 

・他人に合わせる生き方や仕事のやり方って、どうなの?

・私の才能って、やりたいことって、この組織や集団で達成できるものなの?

自分が本当にやりたいことや「コレ」に自分の才能を使いたいと思っていることと、周囲や他人、組織、集団から期待されていることの釣り合いが取れていない。

そんな思いを抱く人も、いらっしゃるかもしれませんね。

 

上手く活用したいのが、牡羊座木星とのトラインです。

自分の才能や資質の使い方、稼ぎ方、「自分は本当は何をしたいのか?」という問いに向き合う必要が出てきたら、木星がその答えを導くカギとなってくれそう。

「いやでもさあ、やっぱ1度きりの人生なんだから、チャレンジした方がよくない?」

「どうせだったらワクワクすることしたいじゃん!」

「きっと何とかなるからさあ、やりたいことあるんだったら、そっちに突進していく方が自分らしい人生になるんじゃない?」

みたいな感じで、バックアップしてくれそうです。太陽・月、木星は火のサインですから、こうした視点を持つことが、かなり気持ちを明るく前向きなものにしてくれそう。

しかも今回、木星は10ハウス=キャリアの部屋に滞在しています。獅子座も牡羊座も「自分」を大切にするサインですから、自分の本心や心の声に正直になった方が、結果的に自分にとって最善なキャリア形成に繋げていけそう。天体の散らばり方を見ても、今回は「自分軸」のエリアに星が集まっていますしね。

 

加えて、今回の新月図では海王星(逆行中)がMCにコンジャンクションしています。キャリアや自己実現に関しては夢や理想が浮かんでくることは、大いに考えられる配置です。

ただし絡んでいるのが海王星(逆行中)なので、今すぐその理想や夢の実現のために走り出せるかといえば、微妙かなと…。

山羊座冥王星(逆行中)とセクスタイルなので、「現実化」の要素はあるにはありますが、どちらも逆行中ですので少々難航しそうです。なんというか、「勢い」が出にくそう。

今回の新月で重要なのは、実現可能性や具体性は一旦さておき、自己実現に対する「理想」や「夢」は何なのかを、徹底的に問うことかもしれません。具体的なプランに落とし込んだり、手を動かし始めたりするのは、まだこの新月期間じゃなくてもいいような気がします。焦らなくてもよさそう。

 

まとめると、

・自分の才能や資質のより良い使い方

・本心でやりたいこと、本当に望んでいること(生き方や仕事など)

・これからの稼ぎ方

などに迷いや悩みがあるならば、新月前後に自分とじっくり対話をすると良いかもしれません。

周囲や他人の期待、求められている役割とは異なる「何か」を感じているのであれば、きっとそれが「本心」なのだと思います。

獅子座は誤魔化しや言い訳が通用しないサインです。冥王星(逆行中)によるプレッシャーや揺らぎ、気持ちのアップダウンなどはあるかもしれませんが、最後は自分に率直で、正直であることを大切にする。そんな新月を過ごせたら良いんじゃないかなーと思いました。

「家」に居ながら心がときめくことを

また、今回の新月図では、アセンダントに金星がタイトにコンジャンクションしています。

自分の本心を見つめ、対話をするにあたり、金星も一役買ってくれそうです。

・自分は何にときめくのか? 

・何をしている時に「楽しい」と感じるのか?

・どんなふうに人生をデザインしていくのが、自分にとって一番居心地が良いと思えるのか?

このようなことを考えると、ヒントがたくさん見つかるかもしれません。

 

金星は11ハウスの火星・天王星ともセクスタイルを結んでいることから、友人や趣味の繋がりの仲間、有志の集いなどから新鮮な刺激を受け取り、それが自分の楽しみとか、今後の可能性に繋がっていくような示唆もあります。

 

蟹座の金星ですし、身近な人たちや「身内」と思えるぐらい親しい人との交流を通じて、精神的な充足感を満たしていく期間にする人もいるでしょう。

ごく親しい人たちだけでホームパーティーを開く、みたいな過ごし方もいいと思います。

ただ、牡羊座木星とスクエアを形成している点はちょっと気になりますね。ハメを外しすぎてしまうとか、思いのほか散財してしまうとか、予想外の出費が出る可能性もありそうです。

若干浮気っぽいというか、恋愛トラブルみたいな配置にも見えます。牡羊座は個人や個人の自由を指すのに対し、蟹座は身内や家族など、ある程度の拘束感がある人間関係を指します。

「あんまり勝手なことをし過ぎると身内から痛い目に遭う」とか「自由に振る舞いすぎて、後々家族内で問題になる」みたいなイメージもありますので、裏切りたくない相手がいるならば、気をつけた方がよさそうです。楽しいのは大いに結構ですが、悪ノリには要注意な配置かなと……。

 

とはいえアセンダントに金星が乗っていることを鑑みると、やっぱり個人の過ごし方としては、楽しげなムードやリラックス感のある新月には出来そうです。

緊張感の強い配置もありますが、全体的には肩の力を抜いて過ごせそうな雰囲気もあります。

蟹座の象意を踏まえると、特に「家」での過ごし方が重要になりそうです。自分にとって安らげる「サード・プレイス」的な場所に行ってみるとか、ホテルステイをしてプチ贅沢を楽しむとか、家の中を快適にする、みたいな方向に使ってもいいかも。

家に居ながら心がときめいたり、楽しいと思えたりすることを積極的に取り入れるのがおすすめです!

経済・金融に関する電撃的な展開には要注意

さて、ここからは社会的な影響に関する記述となります。

 

今回の新月、水星・土星(逆行中)・天王星・火星によるTスクエアがかなり気になります。

2ハウス・8ハウス・11ハウスで起きていることを踏まえると、「経済」「財政」「株価」など、テーマが「お金」にあることは明白です。

11ハウスはそこまでお金の要素は強くないですが、「グローバリズム」を表す部屋なので、経済の問題が絡んでくることは避けられないと思います。

8ハウス=株価や税金、証券、国債、借金の分野に土星(逆行中)が入っているので、金融市場に関して、何らかの制限や見直し(逆行なので)が入る可能性もありそうですね。

また、私の周囲では、牡牛座が火星入りした時点で、天王星コンジャンクションになる時の影響力を心配する声もちらほらと聞こえていました。この新月図ではそこにTスクエアが絡んでいるので、尚更心配になるよなあ…というのが正直な感想です(汗)。

 

牡牛座の天王星・火星のコンジャンクションに関しては、財政や経済に関する急変やトラブル、驚くような展開、電撃的なショックなどが考えられます。Tスクエアは頂点に来る天体が鍵になると言われているため、やはり火星・天王星の動きは要注目かなと。

個人的には、経済や金融の一種の膠着状態・停止・限界→電撃的な展開、みたいなイメージも浮かびました。

これが活動宮だったら、例えば(怖い表現となり大変恐縮なんですが)経済問題を契機とした暴動の勃発とか、株価の大暴落によって市場が大パニックに陥るみたいな、何かしらコトがドカーン!と動いたり、派手な「事件」に発展したりと、分かりやすくて大きなアクションが起こるようなイメージなんですが……

不動宮の性質を踏まえると、何か事件性を帯びた派手なコト・分かりやすい破壊的事象が起きるというよりも、「もうこれ以上は無理です」みたいな、どうにもならなさをベースに、金融や経済がジリジリと新しい局面に入っていくような印象です。

それがもしかしたら、火星・天王星コンジャンクション的な事象(電撃的展開やまさかの急変など)となって現れるのかもしれません。

 

この時期、万が一のことを考えて、金融資産や投資周りのことを見直してみるのも良いアクションかもしれませんね。
ドル、円、元、ユーロ、ルーブルなどの価値がどうなっていきそうか、情報を集めて自分なりに先を読み、お金周りの管理や扱いをどうするか考えるのも、ひとつの対処法だと思います。

あと、この配置個人的になんとなく「暗号資産(仮想通貨)周り気をつけて」みたいなメッセージも感じるので、ネット上のお金の動きを注視しておくに越したことはなさそう。

 

2ハウスの水星と10ハウスの木星がトラインを形成しているので、なんとかポジティブな要素を見出せないかな…と思ったのですが、今の政治状況や与党の様子を踏まえると、私としては「政府や与党、国のリーダー達は事態を楽観視している」「なんとかなると思っている」というふうに見えます。

本当に楽観視していても問題がなく、何とかなったり、まだ間に合ったりするような状況だったら良いのですが、現実的な国内外の経済状況を見ていると、そうは思えません。

日銀や財務省が物価高対策やインフレ対策に向けて動き出すような気配は今のところ見えませんし、今回の木星・水星のトラインからは、政府や与党、国のリーダー達が現実を見て見ぬふりをしているような印象を覚えました。

 

ひとつ断っておくと、占星術では、ある程度の未来の予想や予測はできても、具体的に何が起きるのかまではわかりません(少なくとも私にはわからないです)。
暗い話ばかり書いてしまい恐縮ですし、怖がらせたり不安にさせたりしまったら本当に申し訳ないのですが、今が世界的な危機を迎えている(金融や経済も含めて)ことは、占い云々以前に明白な事態です。

ならば、私個人としては、この先の未来を生き残っていく上でどういったことが予想できて、どんなことを個人個人が考える必要があるのか? 何に目を光らせておけばいいのか? どんな準備をしておけば良いのか? といった点を、占星術の視点を使って考えてみる・小規模からでも良いから行動を起こしてみることは、決して無駄ではない…と、考えております。

少なくとも、私はそのような姿勢で占星術を「利用」することで自分の未来を作っていきたいですし、出来ることから始めたいと思っています。

社会的な事柄や影響への言及については逡巡してきたのですが、今のところは、このようなスタンスに落ち着いた次第です。嫌な気持ちにさせてしまったら申し訳ないのですが、何か少しでも考えるヒントになっているようでしたら幸いです🙇‍♀️

サビアンシンボルは獅子座6度「時代遅れの女と最先端の少女」

最後に、サビアンシンボルを参照します。
サビアンについては、占星術を学んでいらっしゃる方々の多くがファンであろう「すたくろ」さんを引用・参考とさせて頂きます。

 

月のサビアンは獅子座6度「時代遅れの女と最先端の少女」です。
すたくろさんのサビアン解説を、一部引用させて頂きます。

光を与えて世界を鮮明に映し出す・コントラストの人

 

🌟Keyword・エネルギー
「対比」「価値」「時代の流れ」「鮮明」「流行」「光度」「舞台」「光と闇」「真夏の色」

引用元:Code.no 126 獅子座6度 時代遅れの女と最先端の少女 | すたくろ 〜star-clock-work 〜

人生の主役は自分であることを自覚し、監督・脚本・演出もすべて自分が手がけることで、やりたいことや意志を自由に体現していくこと。

つまり、獅子座が司る「自己表現」そのものを形成し始めていくのが、この度数だそうです。

ドデカテモリーは天秤座なので、周囲の人たちと自分との違いにも目を向けたり、環境や時代の流れ、流行といった情報もインプットしていくことで、より「自分らしい」表現を模索し、創造性を広げていく。

そんなサビアンシンボルらしいです。

 

今回の新月のテーマは、自分の資質や才能、「自分は本当は何をしたいのか?」という問いに向き合い、自分の本心を見つめていくことにある、と書いてきました。

その答えや結果は人によって全く異なると思いますが、どんな答えを導き出すにしても、「自分の人生の主役は自分しかいないんだ」という自覚と土台なしには、この問いに向き合うのは中々キツいんじゃないかなと……。

 

もし「あなたは自分の創造力や創造性に対して、どれだけ正直になれますか?」と聞かれたとして、「いや私にはそんなクリエイティブな力なんてないので…」と尻込みしてしまう人って、別に珍しくないと思うんですよね。というか、私だったら「えっっっ!」って、怯んじゃう。「いきなりそんなこと言われても…」って、冷や汗をかいてしまうと思います。

特に、今の世の中ってSNSの台頭もあって、自分と他人を比べてしまうことが(気を付けていないと)割と自動的・日常的に起きかねない情報環境ですから、独自のコンテンツを発信したり自己表現したりしている人を見ると、「こんなふうに自分を押し出すことなんて出来ない」とか、感じてしまっても無理はないと思うんです。
本当にその人たちが自信を持ってやっているのかも、マジで毎日キラキラした日々を過ごしているのかも、本当のことなんて本人以外にはわからないのに。

誰でもクリエイターになれるチャンスがフラットに用意されている時代だからこそ、逆説的に、自分のクリエイティビティや表現に対する不足感やフラストレーションも感じやすい構造が、実はあるんじゃないか。そんなふうに思うときもあります。

 

でも、それでもやっぱり、獅子座というサインが私たちに教えてくれることは「自分の人生を生きていくということは、自分にしかできない表現をやっていくことだ」というひとつの真理ではないでしょうか。

たぶん本当は、人間の創造力の源泉って、無限に湧いていると思うんですよね。

ただ、日常や目の前の現実で手一杯になったり、無意識にボーッと過ごしてしまったり、他人や周囲の環境に流されるままに生きたりしていると、そういった力っていとも簡単に忘れてしまう。
そもそも、自分にも創造力や創造性への欲求というものが備わっていたことすら忘れてしまう・忘れてしまっている人って、少なくないんじゃないかと思うんです。

だからこそ、定期的に自分を振り返ったり、対話をする機会を意識的に設けたりすることって、本当に大事なんだと思います。

これは書きながら自分にも言い聞かせていることなんですが、自分の創造力や創造性、創造への欲求に対して1度も心を開くことなく終わる人生って、恐らく相当虚しい。

人間が人間たらしめている要素のひとつに、「クリエイティブな生き物である」ということは、恐らくあります。

にも関わらず、そこに対して1度もアプローチをかけないまま死んでしまったら、「命」というものを使った気がしないまま、幕を閉じることになってしまうのではないか。生活的には死ぬことはなくても、精神的には「死」に近しい状態になってしまうのではないか、ぐらいの恐怖は感じるのです。

大袈裟かもしれませんが、なんというか、人が持つ創造力と命って、実は直結しているぐらいには根源的で重要なものなのではないかと、私は思います。

 

なんだか話が壮大になってきたうえに、まとまりもなくなってきてすみません(汗)。

ひとつ確かなのは、獅子座というサインが私たちに教えてくれるのは「I Create(私は創造する)」というメッセージです。

自分のクリエイティビティを忘れないで。
自分の人生の主人公は他の誰でもない、自分であるということを忘れないで。
他の人には出来ない、自分だからこそ出来る表現があるということを、誇りに思って。

今回のサビアンシンボルからは、そんなことを言われているような気がしました!

 

自分とじっくり対話をして、これからの未来について熱い思いを馳せていくような新月に出来ると良いですね。

 

それでは、皆様にとって良き新月となりますように。

 

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